小学生におすすめ!水をテーマにした夏休み自由研究ネタ3選をご紹介!

夏休み真っ只中の8月、私たちのランチタイムで最近話題なのが「子供の夏休みの自由研究どうする!?」です。
そこで、小学生のお子様がいらっしゃるご家庭では同じお悩みがあるかと思い、水をテーマにした夏休みの自由研究ネタをまとめました。調べ方やまとめ方もご紹介しておりますので、宿題のお悩み解決となれば幸いです。
実験したり工作しながら楽しく水のことが学習できるので、ぜひ自由研究のヒントとしてご活用ください。

1.手作り浄水器で水をキレイにしてみよう!

ペットボトルを使って簡易浄水器が作れます。
材料の入れる量や順番でろ過できる力も変わってくるので、いろいろ実験してみて結果の違いをまとめるのはいかがでしょうか?
材料はお店や一般的なネット通販などで手に入れることができ、簡単に工作することができます。

材料

・500mlの空ペットボトル(2Lでも可)
・綿
・小石(3mm~5mm程度)
・砂
・活性炭
・キリ
・はさみ、カッター
・ビニールテープ
・バケツ、コップ(材料を入れておくため)
・すりこぎ(材料をペットボトルに詰めるため※先端が丸い棒状のものであれば代用可)
・泥水や色水
・コップ(ろ過した水を受けるため)

実験のやり方

①ペットボトルの底をはさみやカッターで切り取ります。
②ペットボトルの切断面をビニールテープで保護します。
③ペットボトルのキャップを外し、キャップの真ん中にキリで穴を開け、再度キャップをペットボトルに取り付けます。
④ペットボトルのキャップ側を下にし、すりこぎを使いながら綿・小石・砂・活性炭を詰めていきます。
⑤材料が詰め終わったら、下にコップを置いて、ペットボトルの上から泥水(色水)を注ぎます。

※①~③は危ないので、お子様の年齢に合わせて大人のサポートをお願いいたします。
※水が透明になっても、飲用ではありませんので、飲み水には使用せず観察のみ行ってください。

★ポイント★

・一回のろ過では透明にならないことが多いので、何度かろ過してみて、何回目でキレイになるかを調べてみてください。

・ろ過するごとにカメラで写真を撮って、比べてみるのもおすすめです。

・材料の詰める順番を変えると結果も変わってきますので、いろいろ工夫して試してみると面白いですよ。おすすめは下記ですので参考にしてみてください。材料をしっかり詰めるのもコツです。

2.ペットボトルロケットを作って飛ばしてみよう!

タカギではペットボトルロケット製作キットをネットストアで販売しております。
電気は使わず、水と空気が原動力なので、仕組みを理解しながら水の量や入れる空気の量をいろいろ変えて実験してみて、どの条件が一番遠くまで飛んだか調べてみるのはいかがでしょうか?

材料

・ペットボトルロケット製作キット(こちらから購入いただけます)
・ペットボトル3本(炭酸飲料用・丸型のもの)
・はさみ
・カッター
・ペンチ
・マジック
・ビニールテープ
・両面テープ
・プラスドライバー
・自転車用空気入れ

実験のやり方

★ポイント★

・入れる水の量と空気の量(ポンプを押した回数)をメモして、どの組み合わせパターンが一番遠くまで飛んだか比べてみるのがおすすめです。

・ペットボトルに油性ペンで好きな絵や文字を書いたり、いろんな色のビニールテープで飾り付けして、自分だけのオリジナルペットボトルロケットを作るのも楽しいですよ。

3.DPD試薬を使って塩素濃度を比べてみよう!

実は、日本の水道水の品質基準は世界でもトップレベル。市販されているミネラルウォーターよりも厳しい基準が設けられています。つまり、ミネラルウォーターと同様にそのまま飲んでも安心なのです。
しかし、そんな水道水にも問題点があります。それが塩素の存在。水道水には、水質を保つために消毒用の塩素が投入されていますが、この塩素がプールの消毒液のようなカルキ臭の原因に。
浄水器はそんな塩素を取り除くことが出来ます。その原理を利用して、浄水器を通した水とお家や外の水の塩素の濃さの違いを調べてみるのはいかがでしょうか?

塩素の濃さは「DPD試薬」を使って調査することができます。塩素が濃いほど色の変化が濃くなるので、目で見て違いを観察してみましょう。

材料

・DPD試薬(一般的なネット通販で購入できます)
・透明なコップ
・マドラー
・白い紙
・浄水、水道水

実験のやり方

①透明なコップに浄水と水道水を準備し、それぞれにDPD試薬を入れる。
②マドラーで混ぜて色の変化を見る。
③コップの後ろに白い紙を当てて、色の違いを比べる。

★ポイント★

・水道水は長い時間置いておくと塩素が蒸発して薄くなり、色の違いが分かりづらくなる可能性があるので、検査の直前にコップへ注ぐのがおすすめです。

・家のキッチン、お風呂、洗面所や公園、学校のプールなど、身近にあるさまざまな場所の水道水を探して比べてみるのも面白いですね。

4.自由研究まとめ方のポイント

最後に自由研究の結果をどうやってまとめたらいいか悩むことも多いと思います。そこで、研究結果を簡単にまとめる方法をご紹介します。

研究結果をまとめるのに必要な9つの項目

①タイトル
②研究のきっかけ
③実験結果の予想/調べたいこと
④方法・道具
⑤結果
⑥結果からわかったこと
⑦感想
⑧参考にしたもの
⑨自由研究をまとめた日付

まずは実験を行う前にこの①~③を書き出します。そうすることで、「実験をやっておしまい」ではなく、最後に研究結果をまとめやすくなります。

次に実験を行ったら残りの項目書きでしてみてください。④・⑤までは実際に行ったことをまとめる作業です。
⑥は⑤の結果から導き出された、「考察」や「新たな疑問」を書きます。
⑦は感想を短い言葉でまとめます。実験前に書き出した③を確認しながら「予想通りの結果だった」や「意外な結果になった」など自分の考えをまとめてみてください。
最後に、今回の記事以下にも参考にしたWEBサイトや本などがあればURLや本の題名を記載して、自由研究をまとめた日付を忘れずに記載しましょう。

まとめ

特に小学生向けの夏休みの自由研究ネタをご紹介いたしました。お困りの方へ少しでもお役に立てれば幸いです。
お子様の年齢に合わせて大人のサポートをおすすめしますが、低学年から高学年まで学年問わずできますので、チャレンジしてみてください!
暑い日が続きますので、熱中症に気を付けながら、ぜひ楽しい夏休みをお過ごしください。

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