ホースのサイズと測り方

園芸用品や散水用品を購入するときに、ホースのサイズがわからないという声をよくお聞きします。ホースのサイズを正しく知ることで、あわせて使うと便利なアイテムの幅も広がります。
ここでは、ホースのサイズや測り方についてのポイントをまとめています。

ホースサイズの見方

ホースのサイズには、内径と外径のサイズがあります。内径はホースの内側の直径、外径はホースの外側の直径にあたります。
ホースを測るとき、ホース関連商品を購入するときは、内径と外径のどちらとも必ず確認しましょう。

●ホースの内径:ホースの内側の直径
●ホースの外径:ホースの外側の直径

また、ホースのサイズやサイズの間隔は製造元により異なり、さまざまなラインアップとなっています。
タカギでは、一般家庭用の散水用品に使用・対応するホースサイズを、「細ホース」、「普通ホース」、「太ホース」として定めています。

ホースは内径が太いほど噴出される水が多く、勢いも強くなります。しかし、太くなるほどホースの取り回しが大変になるため、用途に応じて選択しましょう。
家庭菜園の水やりや洗車などの一般的な用途なら細ホースや普通ホースが、畑など広い範囲にたくさんの水を撒く必要がある場合や水圧が必要な場合には、太ホースが適しています。

■タカギにおけるホースサイズ一覧

内径
外径
細ホース
7.5~9mm
13.5mmまで
普通ホース
12~15mm
21mmまで
太ホース
15~18mm
26mmまで

ホースサイズの一例(普通ホースサイズ)

ホースを測るときに気をつけること

ホースのサイズを測るときは、必ず内径と外径を測りましょう。
内径はホース内側の直径を測ります。いちばん長いところが中心にあたります。外径はホース外側の直径を測ります。ホースのサイズを測るときは、透明の定規が便利で測りやすいです。
また、サイズを測るときは、ホースの断面が平らになっていることも確認しましょう。ホースの表面が平らでないと、ホースの差し込みが不十分になり、水漏れの原因にもなります。

■新しいホースの場合
ホースの先端部分が平らになっているかを確認します。平らでない場合は、ホースの先端部分を平らになるよう切ります。

■使用中のホースの場合
蛇口や他のアイテムとつないで使用したホースの先端は、元のサイズより大きく膨らんだ状態になります。正確なサイズを測るには、必ずホースの先端部分を2~3cm切ります。切る面は平らにまっすぐなるように気をつけましょう。

ホース断面は平らにまっすぐが好ましいです。

平らでないホース断面。平らにまっすぐなるようにしましょう。

使用している製品にあうホースサイズを知りたい

「使っている製品にあうホースがわからない」、そんな時のポイントをご紹介します。製造元が異なる場合でも、ホースのサイズがあっていれば、お使いのアイテムもそのまま使うことができます。

■ホースを差し込む箇所=ホースの内径サイズ

ホースを差し込む製品の場合は、差し込む箇所を測りましょう。両端の外側を測ります。いちばん長いところが中心にあたります。ここで測った長さが、ホースの内径サイズにあたります。
固定されている蛇口などを測る場合は、身近にある正円状のものを使うと便利です。
例えば、1円硬貨は約20mm、500円硬貨は約26mmです。定規で測りにくい箇所があるときには、目安となります。

■ホースを締め込む箇所=ホースの外径サイズ

ホースを差し込み、さらにホースを締め込んで固定する製品は、ホースを締め込む箇所も必ず測りましょう。両端の内側を測ります。いちばん長いところが中心にあたります。ここで測った長さが、ホースの外径サイズにあたります。

以上のご紹介したホースのサイズや測り方についてのポイントを参考に、用途にあった商品をお選びください。

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