洗車や庭の水撒き、ベランダの掃除など様々なシーンで使用できる散水ホース。
商品によってサイズや形状、機能性も異なるので、どれを選んだら良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、シーンに合わせた散水ホース・散水ノズルの選び方とおすすめの商品をご紹介します。
場面や用途に合わせた散水ホースの選び方
散水ホースを選ぶ時は、使用する場面や用途に合わせて選ぶことが大切です。
具体的にどのようなポイントから選んでいけば良いのか、例を挙げながらご紹介します。
まずはホースの長さを確認
散水ホースの長さは、短過ぎると水が届かず、長すぎると使用する際や持ち運びが大変です。使用する場所や用途から、必要な長さのホースを選びましょう。
長さは、蛇口から散水予定の一番遠い場所までの距離に加え、取り回し分として2m程度の余裕が必要です。ただし、途中に障害物がある場合には避けなければならないので、取り回しにさらに余裕を見ておく必要があります。
ベランダやバルコニーでの使用では、スロップシンクがある場合には間口+2m、ない場合は蛇口から間口までの距離+間口+2mが必要です。
洗車に使う場合には、蛇口からの長さに車の全長+全幅×2倍+2mを目安にしてください。
用途に応じてホースサイズ(内径・外径)を選択
ホースは内径が太いほど噴出される水が多く、勢いも強くなります。しかし、太くなるほどホースの取り回しが大変になるため、用途に応じて選択しましょう。
タカギの家庭用散水ホースは、以下3種類でサイズを分類しています。
内径 |
外径 | |
細ホース |
7.5~9mm |
13.5mmまで |
普通ホース |
12~15mm |
21mmまで |
太ホース |
15~18mm |
26mmまで |
家庭菜園の水やりや洗車などの一般的な用途なら細ホースや普通ホースが、畑など広い範囲にたくさんの水を撒く必要がある場合や水圧が必要な場合には、太ホースが適しています。
使い勝手や収納方法によってホースリールのサイズ・種類を選ぼう
散水ホースは、巻き取り可能なリールが付いたホースリール式が便利です。
必要な長さだけホースを出せるので扱いやすくなり、使用後はすっきりと片づけられます。ホースリールには据置タイプと、コンパクトタイプがあります。
屋外に出しっぱなしにできる据え置きタイプ
据置タイプのリールにはカバー付きのボックスタイプと、ホースがむき出しになるオープンタイプのものがあります。ボックスタイプはカバーがある分重くなりますが、紫外線によるホースの劣化を防げること、ホースが汚れにくいのがメリットです。
持ち運びの必要性に応じて、選びましょう。
収納して持ち運びが便利なコンパクトタイプ
コンパクトタイプには、取っ手が付いており手持ちでの散水ができるものも。ハンガー付きなら、近くに吊り下げて使用することも可能です。また、収納が前提なら、リールを使用しない巻き取り不要のスパイラル状のホースや水を入れると伸びる伸縮タイプのホースという選択肢もあります。
ホースリール付きよりもコンパクトにまとめられるものもあるので、併せてチェックしてください。
蛇口に取り付けられるかも要チェック
散水ホースはニップルを使って蛇口に接続するので、選ぶ際には自宅の蛇口に取り付けできるかどうか確認することが必要です。家庭用の蛇口は、横水栓や万能ホーム水栓など種類は様々です。
ニップルは蛇口によって付属のものが使える場合もあれば、別売りのものもあります。自宅の蛇口のサイズや形状に対応できるニップルが付属、または購入できる散水ホースを選びましょう。
どれが最適?散水ノズルの種類と選び方
散水ノズルは、散水ホースの先に取り付ける噴出口のパーツで、水圧を高めたり水を様々な形に噴出させたりする働きがあります。
散水ノズルには、噴出パターンやノズルの形状、材質など様々なものがあります。ホースとセットになっているホースリールの場合、散水ノズルも付属していますが、交換も可能です。
どんな種類があるのか、用途に応じた選び方も知っておきましょう。
噴出パターンを確認
散水ノズルの噴出パターンは、用途に合わせて選ぶ必要があります。洗車やタイルの洗浄などではある程度の水圧が必要ですが、植物の水やりには水圧をかけると植物や土を傷めてしまうのでNG。柔らかく広がる噴出パターンが向いています。
家庭用の散水ノズルは1つのノズルで複数の噴出パターンが切り替えられるようになっているものが一般的ですが、ノズルによってパターンは異なります。購入の際は、用途に合ったパターンが噴出できるか確認してください。
主な噴出パターンは、以下の通りです。
ストレート:中央の穴1ヵ所から水がでる、基本的な噴出です。ある程度水圧がかかるので、汚れ落としに向いています。
シャワー:多数の噴出口から水が出ます。幅広い用途に用いることが多いです。
ジョロ:園芸用などに向け、水圧を抑えた噴出です。水のかかる場所をコントロールしやすいのが特徴です。
キリ:細かい水滴で散布できます。花の水やりなどに使用しますが、拡散する分、噴出のコントロールは難しくなります。
ジェット:ストレートよりも噴出面積が狭く、勢いの良い水圧です。タイルの目地ホイールの清掃に向いています。
ノズルの形状・機能は用途や使いやすさから選択
散水ノズルの形状には、ピストル型・ストレート型・ロング型があります。ピストル型は一般的な形状で、引き金を引いた時に水が噴出され、狙った場所にピンポイントに散水しやすいことが特徴です。ロックがついていて噴出状態をキープできたり、手元で噴出パターンを変えられるようになっていたりするものも少なくありません。
ストレート型は、ホースに対して真っすぐな形状のノズルです。一般的にピストル型よりも軽量にできており、扱いやすいことが特徴です。ピストル型同様、手元で噴出パターンや止水を切り換えられるようになっています。
ロング型は、本体から噴出口までの距離が1m程度ある長いノズルです。基本的に、建物の2階などの手が届かない高い部分や車底などの洗浄・散水の際に使用します。手元のそばで使うのは難しいため、通常のノズルの次に検討すると良いでしょう。
ノズルにはこの他、流量調節機能やバケツにかけられるフック機能などが付いているものもあります。用途によってはあると便利なので、併せてチェックしてください。
ノズルの材質は耐久性に関わる
散水ノズルの材質には、プラスチック製と金属製があります。
一般的に使用されているのは、プラスチック製です。プラスチック製の散水ノズルは安価で軽く扱いやすいのがメリットです。
一方金属製の散水ノズルは耐久性が高く、劣化や破損が起こりにくいことが特徴です。また、冬場の使用では中に残った水の凍結も防げるというプラスチック製の散水ノズルにはないメリットもあります。
ただし、金属製はプラスチック製の散水ノズルに比べると重さがあるため、作業が長時間になる場合や腕力が弱い方は注意が必要かもしれません。
適合ホースサイズも確認
現在使用中の散水ホースのノズルを交換する場合には、ホースサイズに合わせた散水ノズルを選ぶ必要があります。製品には、それぞれ適合ホースサイズ(内径・外径)が記載されているので必ず確認してください。
サイズが合わないものを使用すると、水漏れや破損してしまう可能性があります。
タカギおすすめ散水ホース人気ランキング
人気の散水ホースをランキング形式で紹介します。なおランキングは、マイページ ネットストアの売れ筋ランキングをもとに順位付けをしました。(2024年07月08日更新)
第2位
BOXY NEXT(チャコールグレー)
通常価格:6,028~円(税込)
会員価格:5,423~円 (税込)
ホースの長さ:20m・30m
ホースサイズ:内径12mm、外径16.5mm
第4位
オーロラNANO (ブルー)
通常価格:4,158~円(税込)
会員価格:3,740~円 (税込)
ホースの長さ:10m・15m・20m・30m
ホースサイズ:内径 7.5mm、 外径11mm
第5位
BOXY NEXT(ブラウン)
通常価格:6,028~円(税込)
会員価格:5,423~円 (税込)
ホースの長さ:20m・30m
ホースサイズ:内径12mm、外径16.5mm
第7位
オーロラNANO (ブラウン)
通常価格:4,158~円(税込)
会員価格:3,740~円 (税込)
ホースの長さ:10m・15m・20m
ホースサイズ:内径 7.5mm、 外径11mm
第13位
NANO NEXT(ビスタ)公式サイト限定色
通常価格:4,280~円(税込)
会員価格:3,850~円 (税込)
ホースの長さ:10m・20m
ホースサイズ:内径7.5mm
第15位
NANO NEXT(オリーブグリーン)公式サイト限定色
通常価格:4,280~円(税込)
会員価格:3,850~円 (税込)
ホースの長さ:10m・20m
ホースサイズ:内径7.5mm
まとめ
散水ホースは、商品それぞれに特徴があります。選ぶ際には、用途に応じて以下のポイントをチェックしましょう。
- ホースの長さ
- ホースの内径・外径
- ホースリールの種類・サイズ
- 蛇口に取付けできるか
- 散水のノズルの種類や機能
用途に合わせて、気に入ったデザインの散水ホースを選べば、ガーデニングや洗車の時間がいっそう楽しくなるのでおすすめです。ぜひ、お自分にあった散水ホースを見つけてください。