タカギの蛇口一体型浄水器を使い始めたら「日々の小さな不便がなくなった」と話してくれたのは、ルームスタイリスト・整理収納アドバイザーの安藤秀通さん。「ひでまる」の愛称で発信されているInstagramのフォロワーは、約12万人。
投稿に浄水器が映ると、質問やメッセージがたくさん集まるといいます。今回はひでまるさんに、愛用している浄水器の魅力や、お部屋に合わせた選び方などを伺いました。
ひでまる(安藤秀通)さん
ルームスタイリスト・整理収納アドバイザー。1988年生まれ。「ひでまる」として、都内の築35年リノベマンションでの男性パートナーとの2人暮らしを、SNSを中心に発信。ディズニーストアや美術館のミュージアムショップなどでのVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の経験を活かしたルームスタイリングは、数ヶ月先まで予約が埋まるほど。著書に『47㎡、2人暮らし 大好きだけが並ぶ部屋作り』(小学館)。
モノとの向き合い方を見直すことで、「お水」に意識が向いた
――現在、口にされるお水はすべてタカギの蛇口一体型浄水器から出るお水だそうですが、導入される前はどうされていましたか?
ひでまるさん(以下、ひでまる) 以前のおうちには蛇口一体型浄水器がなかったので、必要に応じてペットボトルのお水を買っていました。
大量に買うので持ち帰るのも重く、ストックしておく場所も必要。すごく不便だった覚えがありますね。
一時期、ウォーターサーバーでお水を定期的に頼もうかとも検討したんですけど、その場合、どこに置くかを考えなければいけません。今のおうちは47㎡とコンパクトですが、以前のおうちも10畳ぐらいの1LDKマンションに2人暮らし。今よりもモノにあふれていたので、本当に置く場所がなくて。
それに、ウォーターサーバーを「私はここに置きたい」と思える場所も思い浮かばなかったんです。必要とは思っていたものの、「置かなくていいのなら置きたくない」っていうのがきっと本音だったんでしょうね。
あとは、当時VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)という店舗や売場を魅力的に見せる仕事をしていたのですが、とても忙しく私もパートナーも“暮らし”にあまり着目できていませんでした。
お水も含めて暮らしについて意識したのは、モノとの向き合い方を見直して、ルームスタイリストとして活動し始めてからです。
――暮らしが整って、初めて身近なお水に目が向いたのですね。
ひでまる はい。自分の体に取り込むものの大切さを考えられるようになりました。
インテリアになじむことも決め手
――現在のリノベマンションに住み始めて約5年だそうですが、入居した当初から、キッチンにはタカギの蛇口一体型浄水器がついていたと聞きました。
ひでまる そうなんです!シルバーの蛇口一体型浄水器がついていて、使い心地には満足していました。でも、「うちのキッチンの浄水器がタカギ製」と認識したのは、イベントに登壇させていただいたことがきっかけです。そこから改めて、自分で製品を選ばせていただきました。
――ひでまるさんのご自宅では「LS(ブラックマット)」を選んでいただいたんですよね。
ひでまる はい。福岡県北九州市の小倉にあるショールームにもお邪魔して、驚きました。浄水器で、こんなに素敵なものがあるんだって。新発見でしたね。
――たくさんの種類がある中で、「LS(ブラックマット)」にした決め手は?
ひでまる 機能性はもちろん、見た目のかっこよさです。以前の(タカギの)シルバーの蛇口もスッキリして素敵だったんですけど、マットなブラックが部屋のインテリアやキッチンの家電とすごくマッチするなと感じて。
おうちのものを選ぶときは必ずパートナーにも相談するので、このときもすぐに相談しました。形はグースネック型と迷いに迷ったんですけど、よりシンプルなタイプに2人で決めました。
――蛇口そのものがスタイリッシュで、まるでインテリアの一部のようです。お部屋の中での合わせ方のコツを教えてください。
ひでまる 一般的に、インテリアを考えるときは色のバランスが最重要視されます。コツは、ベースカラーを決めて、そこに合う色や素材を組み合わせていくこと。
うちはもともとお部屋にある“変えられない色”に、壁の白色、建具の木目、コンクリートの灰色があって、そこに黒色を足した4色をベースにバランスを取っています。
具体的な比率でいうと、4色のベースカラーがお部屋の6割ぐらい。そこに、観葉植物などのグリーンを2〜3割、オレンジレッドとブルーを1割くらい組み合わせています。
あと、うちはリビングとキッチンがつながっているので、リビングからも浄水器が見えるんですよ。だから浄水器も、おうち全体や背景にあるキッチン家電ともマッチする黒色を選びました。
――浄水器もインテリアの一部として考えていらっしゃるから、なじんでいるのですね。蛇口一体型浄水器を施工するときに、印象に残っていることはありますか?
ひでまる 思った以上に短時間でつけていただけると感じました。1時間もかからなかったくらい。
パートナーとおしゃべりしていたら「終わりました〜」と声をかけていただいて、大慌てで「Instagramで発信したいので動画を撮っていいですか?」と撮影させていただいたんです(笑)。
このときの設置動画を見たフォロワーの方から「こんなに簡単につけられるんですね」「水栓が変わりましたね!」とたくさんDMをいただいて。みなさん、興味があるんだなと感じています。
浄水器を変えると「暮らし」が変わる
――実際に1年ほど愛用していただく中で、実感している魅力を聞かせてください。
ひでまる 日々、使って、見て、実感していますが、「LS」はおうちのインテリア性を上げてくれるデザインだということ。浄水器でインテリア性がアップするって、他にはあまりないような気がします。
また、「ブラックマット」というカラーは、かっこいいだけでなく、掃除がすごく楽ですね。以前使っていた光沢のあるシルバーも、磨けばキレイになったんです。でも、その時よりもサッとひと拭きで、見た目にはピカピカ。
手拭きタオルでシンクを拭きあげるのと一緒に拭くぐらいで、キレイが保てています。
掃除のしやすさでいえば、ホースが伸びることもポイントですね。シンク全体をスポンジで洗った後に、お水で流すのもスムーズです。
それに、4か月に一度、定期的にカートリッジを届けていただけるので、交換時期をわざわざ覚えておく必要もありません。私は細かな管理が苦手なので助かりますね(笑)。
交換方法もとっても簡単だから、届いたらすぐに交換しています。使い終わった浄水カートリッジは、そのまま燃えるごみで出せますし、使い続ける中で、無理がないのもありがたい。
そうそう、浄水カートリッジの中身は活性炭なので消臭効果があるから、消臭剤としてリユースもできると聞きました。私のパートナーも、冷蔵庫の消臭に使っていましたよ。
あとは、日々知らず知らずのうちにため込んでいた不便から解放されたことも大きいです。私は「使いたい」と思うものだけを厳選した、“大好き”だけが並ぶお部屋づくりを大事にしているのですが、この浄水器はデザイン性も機能性も大好き。
それに、蛇口をひねるだけで、飲んだりお料理に使ったりできる安心なお水が出ます。
わざわざペットボトルのお水を買いに行く手間ひまがなくなって、買ったお水の保管場所についても悩まなくなったメリットは大きい。とにかく、大満足しています。
――ありがとうございます。最後に一言いただけますか。
ひでまる 暮らしていると「改善したい」って感じることは、誰しもあると思います。
なかでもキッチンの浄水器は、おうちにいる限り毎日使いますし、パートナーやご家族もいらっしゃるならみんなが使うものです。蛇口一体型浄水器を取り付けるには条件もありますが、暮らしが変わると、私は実感しています。興味がある方は、一度ショールームやホームページを見て、その世界をのぞいていただきたいですね!
お洒落なおうちになじむ、素敵な蛇口一体型浄水器とおっしゃってくださったひでまるさん。浄水器でインテリア性がアップするってひでまるさんらしいお言葉ですね。
次回の記事ではひでまるさんに水回りの整理整頓・お掃除のコツを伺います。お楽しみに!
ひでまるさん関連リンク
【著書】
47㎡、2人暮らし 大好きだけが並ぶ部屋作り(小学館)
【Instagram】hidemaroom